
スピーキング強化にもラジオ講座
こんにちは。ななせです。
これまでは英検合格のためのアドバイスを書いてきましたが、今回からは英検に限らず、英語学習全体について感じていることを書いていきますね。
今回はスピーキング強化のおすすめ勉強法です。
文法や単語をがんばって覚えても、
・なかなかしゃべれるようにならない
・言いたいことがあるのに、単語がでてこなくて結局なにも言えない
というお悩み。
わかります。
また、例えば、
Are you a good swimmer?(あなた、泳ぎは得意?)
と聞かれたとします。
そのとき、中学英語では
Yes, I am. か No, not really.
と答えると習いますが、
実際の会話でこれはなんだかな、と思いませんか?
Yes, I am. と答えるとなんかすごい自信満々みたいです。
でも、水泳を結構本格的にやっている人なら
No, not really. (いいえ、あまり。)
と答えるのはあまりに自信がなさげです。
そんなときは
I hope so. (そうだといいです)
とか、
Well, not too well, but I can swim.
(上手ではないけど、一応泳げますよ。)
と答えるとGood!
このように、しなやかな対応ができてこその使える英語だと思います。
せっかく英語を学んでいるのですから、使える英語にしていきたいですよね。
「4技能」などと言いますが、「英語が使える」ためにはやはり「スピーキング力」は欠かせないでしょう。
ただ、「文法はもういいから、話せるようにしてほしい」という生徒さんがときどきいます。
気持ちはよくわかります。
でもね、文法あってのスピーキングなんですよ。
文法ルールを知らずにしゃべると、単語を羅列することになります。
そうなると聞いている方にとってはわかりづらい、変な英語になってしまいますし、思わぬ誤解が生じるかもしれません。
さらにはあなたの信用にも関わってくるかもしれません。
なので、文法もしっかり学んだうえでのスピーキング、と理解してくださいね。
さて以前、リスニング強化にラジオ講座がいいよと書いたことがありますが、実はスピーキングにもかなりいいんですよ。
まあ、要するにいいことずくめなんです、ラジオ講座って。
それでは、
スピーキング強化のためのラジオ講座使い方講座(*^▽^*)
テキストを音読する
ラジオ講座でスピーキング力を上げるには、テキストはマストアイテム。
掲載されている模擬会話(ダイアログ、スキットなど、番組によって呼び方はいろいろ)を繰り返し声に出して読み、覚えていきます。
始めは英語を読むだけです。
必ず声を出してくださいね。
意味を確認してさらに読み込む
和訳で意味を確認しながら知らなかった語や言い回しをチェックします。
何度も読んでスラスラ言えるようになりましょう。
和文英訳にトライ
次に、和訳の方を見ながら英語を再現していきます。
正しく言えるように繰り返し練習します。
もちろん、同じ意味のことでも言い方は何通りもありますから、テキストの通りでなくても英語として正しければ大丈夫。
このサイクルを繰り返します。
暗記が中心ですが、要は自分が実際に同じような状況に出くわしたときに、英語で堂々と言えるように自分の中の英語の引き出しをいっぱいにしていく感じです。
テキストは1冊が1か月分ですから、1か月かけて1冊覚えていければ理想的です。
いつもテキストをそばに置いて、ちょっとしたすきま時間に取り組めるといいですね。
この練習だけならラジオの視聴は必要ないかもしれません。
テキストさえあればできますし、1か月に1冊が難しければ数か月かけて1冊を仕上げるのでもいいです。
自分のペースでいいので、テキストを使い倒す気持ちで貪欲にやっていくと、1冊終わるごとに上達が実感できると思います。
オススメですよ。

