
NHKテキストで音読練習!
英会話タイムトライアル
2020年8月号より一部抜粋!
こんにちは。
英文音読は、英語学習をするうえでとても効果的なトレーニングです。
今回は、音読教材としておすすめのNHKの語学テキスト「英会話タイムトライアル」を一部抜粋します。
音読練習に役立ていただければ幸いです。
どこもつっかえずにスムーズに読めるようになるまでトレーニングのつもりでくりかえし練習すると着実に表現力が上がっていきます。
気にいったら毎日でもトレーニングに来てくださいね♪
音読用英文
新幹線に乗っていたところ、隣の乗客からWi-Fiの接続方法について聞かれるので、教えましょう。お礼にアイスクリームをごちそうしてくれるようです。
一人二役でどうぞ。
A(外国人): Excuse me. I’m trying to connect to the Wi-Fi. Are you using the free Wi-Fi in the train now?
B(日本人): Yes, it’s pretty fast.
A: Well… How do I connect to the Wi-Fi here?
B: The Wi-Fi network is called “SPR-NET”. Just open a new window in your browser, and read and agree to the terms. And then, just input your email address.
A: Oh, OK!! I’m connected to the Wi-Fi. Thanks!
B: OK. Great.
A: Oh, look. Here comes someone selling ice cream. I’m going to get some ice cream. I’ll get some for you too.
B: Oh, no… You don’t need to do that!
A: Oh, it’s my pleasure. I insist…
B:Well, if you insist… Thanks so much!
A:Would you like chocolate, vanilla or strawberry?
B:Let’s see… I’ll have chocolate.
NHKテキスト 英会話タイムトライアル 2020年 8月号より引用
NHKラジオ 英会話タイムトライアル 2020年 8月号 [雑誌] (NHKテキスト)
ヒント
A: Excuse me. I’m trying to connect to the Wi-Fi. Are you using the free Wi-Fi in the train now?
すみません。Wi-Fiに接続しようとしているんですが。今、この列車の無料Wi-Fiを使っていますか?
新幹線でたまたま隣の席になった見知らぬ者同士です。
まずは Excuse me. と声をかけます。相手を驚かさないように礼儀正しい感じでそっと言いましょう。
B: Yes, it’s pretty fast.
はい、わりと速いですよ。
Yes, と言った後にWi-Fi の使用感を一言添えると感じがいいですね。
A: Well… How do I connect to the Wi-Fi here?
あの・・・。どうやってこのWi-Fiに接続するのですか?
Well… と間を取りながら聞き方を考えます。
質問は要領よく単刀直入に。
B: The Wi-Fi network is called “SPR-NET”. Just open a new window in your browser, and read and agree to the terms. And then, just input your email address.
Wi-Fiのネットワーク名は「SPR-NET」といいいます。ブラウザーで新しいウインドウを開いてください。規約を読んで同意してから、メールアドレスを入力してくださいね。
Just open … や just input … など、動詞の前にjust をつけると、命令文が柔らかくフレンドリーな感じになります。
A: Oh, OK!! I’m connected to the Wi-Fi. Thanks!
なるほど。わかりました。Wi-Fi につながりました。ありがとうございます。
やったー、つながったー!と、喜びを表しましょう(*^-^*)
B: OK. Great.
そうですか。よかったです。
一緒に喜びます。ここはGood よりGreat の方がよりフレンドリーで、喜びを分かち合ってる感が出ます。
A: Oh, look. Here comes someone selling ice cream. I’m going to get some ice cream. I’ll get some for you too.
あ、見てください。アイス売りの人が来ました。アイスを買います。あなたの分も買いますね。
Here comes … ・・・がやってくる
someone selling ice cream 直訳すると、「アイスを売っている誰かさん」ですが、係員や乗務員、お店のスタッフなどは someone であらわすことが多いです。
B: Oh, no… You don’t need to do that!
そんな・・・申し訳ないですよ!
お礼にアイスを買ってあげると言う相手に、「そんなことしていただかなくていいですよ」と。少し慌てた感じで言います。
A: Oh, it’s my pleasure. I insist…
いえいえ、いいんですよ!ぜひそうさせてください。
insist = 主張する、言い張る
遠慮する相手を説得するのに便利な表現です。
B:Well, if you insist… Thanks so much!
それでは、おことばに甘えて・・・。本当にありがとうございます!
if you insist… = あなたがそう言うなら・・・
これも便利な表現ですね。お礼もしっかり言いましょう。
A:Would you like chocolate, vanilla or strawberry?
チョコレート、バニラ、それともストロベリーがいいですか?
Do you want … ではなく、Would you like …. がエレガントでベター。
B:Let’s see… I’ll have chocolate.
そうですね・・・。チョコレートにします。
Let’s see… で間を取りながら「どれがいいかな」と考えます。
リズムに乗ってテンポよく
英語はコミュニケーションツールです。
キャッチボールのようにテンポよく会話がやり取りできると楽しいですよね。
なので、こういう模擬会話を使った練習も、テンションは上げ気味に、笑顔でやりましょう。
なんならネイティブになったつもりで、少し大げさな身振りをつけながらやるとより楽しく続けられるかもです。
音読で練習した表現をいつか実際に使うかもしれないと意識して、トレーニングを積んでいきましょう。
今回のテキスト
紙の本
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NHK ラジオ 英会話タイムトライアル 2020年 08月号 [雑誌] 価格:495円 |
電子版
![]() |
NHKラジオ 英会話タイムトライアル 2020年8月号[雑誌]【電子書籍】 価格:418円 |
では!

