
NHKテキストで 音読練習 !
遠山顕の英会話楽習
2021年2月号より一部抜粋
テキストの音読用英文の下に、ワンポイントアドバイスなどをさせていただいています。
こちらもよろしければ参考にしてくださいね。
今回は、2021年2月号。骨とう品店のセールにやってきた友だち同士会話です。
音読練習用英文
T: Lucy, this teapot looks like it’s from the Victorian era.
L: It’s lovely, Tenshin! I’d like to start collecting teapots.
T: This teapot would be a good start. How much are they asking for it?
L: The tag says $80. Is it worth that much?
T: Hard to say.
L: There’s a small chip on the lid. Maybe they’ll bring down the price.
T: Let’s go ask.
NHKテキスト 遠山顕の英会話楽習 2021年 2月号より引用
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音読練習のヒント
T: Lucy, this teapot looks like it’s from the Victorian era.
ルーシー、このティーポットはヴィクトリア朝のものみたいだよ。
this teapot と Victorian era を強めにして抑揚をつけます。
Victorian era は少し言いにくいですね。
Vic が Bic にならないように、上の前歯を下唇に軽く当てるようにします。
n は日本語の「ん」のように鼻に抜かずに、舌の先を上あごに一瞬だけつけることで n を発音します。
次に来る era の e とくっついて構いません。
カタカナで書いてしまうと、「ヴィクトーリアネラ」に近い音になるかと思います。
L: It’s lovely, Tenshin! I’d like to start collecting teapots.
きれいねえ、テンシン!ティーポット収集を始めたいわ。
ステキなティーポットを前に、目を輝かせて言いましょう。
I’ like to … = I would like to … ≒ I want to …
I want to … よりエレガントで大人っぽい言い方。
T: This teapot would be a good start. How much are they asking for it?
このティーポットから始めるといいかもしれない。いくらの値がついてる?
would be .. 「・・・だろう」
is を使うと断定的になるところを、would be で柔らかくしています。
they はお店の人を指します。
ask = 求める
「お店の人たちはそのティーポットを買う者にいくらの値を求めているの?」
L: The tag says $80. Is it worth that much?
値札では80ドル。それほどの価値があるのかしら?
$80 は、eighty dollars と読みます。
Is it worth that much?
th は舌を前歯で軽く挟みます。
worth と that で th が連続していますが、言うときは1つにくっつけてOK。ただし、単語は2つなので、 舌を挟みながら気持ち間を取ります。つまり、th の口をするのは1回でも気持ちはしっかり2つの語を発音しているつもりで。
T: Hard to say.
何とも言えないな。
答えにくいことや、yes とも no とも言えないようなときに便利なフレーズですね。
L: There’s a small chip on the lid. Maybe they’ll bring down the price.
蓋に小さな欠けがある。値段を安くしてくれるかも。
この they も、お店の人のことです。
chip = かけら、欠け
lid = ふた
bring down the price = 値を下げる
T: Let’s go ask.
行って尋ねてみようよ。
明るく提案しましょう!笑顔で!
音読練習 はリズムを意識する
キャッチボールのようにテンポよく会話をやり取りできると楽しいですよね。
音読で練習した表現をいつか実際に使うかもしれないと意識して、トレーニングを積んでいきましょう。
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ではまた!

