
NHKテキストで音読練習!
遠山顕の英会話楽習
2020年12月号より一部抜粋
テキストの音読用英文の下に、ワンポイントアドバイスなどをさせていただいています。
こちらもよろしければ参考にしてくださいね。
今回は、2020年12月号。不要になった家具を売り出しているお宅の庭先で、値切り交渉をする場面です。
音読用英文
K: I’m interested in your couch. How old is it?
O: My parents gave it to me seven years ago.
J: It’s got a few stains on it.
O: I’ll give it to you for $150.
J: Okay. How about throwing the coffee table and recliner with the couch for $200?
O: Two fifteen?
J: Sorry. All I’ve got is $200.
O: It’s a deal.
NHKテキスト 遠山顕の英会話楽習 2020年 12月号より引用
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価格:495円 |
ヒント
特にcouchはしっかりと強調!
O: My parents gave it to me seven years ago.
両親から7年前にもらったんです。
少なくとも7年は経っているが、それ以前のことはよくわからない・・・ということでしょうか。言葉を濁してますね(笑)。
少しあいまいに首を振りながら言ってみるといいかもしれません。
J: It’s got a few stains on it.
染みがいくつかついていますね。
相手が曖昧なので強く出たのでしょうか。商品のネガティブポイントを指摘しました。
それでも、意地悪な感じにならないように、フラットに、でも stains ははっきりと言いましょう。
stain = シミ
O: I’ll give it to you for $150.
150で差し上げますよ。
実はこのソファ、もともと$175の値札がついていたのですが、シミを指摘したからか値引きしてくれました。言ってみるものですね(笑)。
数字は誤解が生じないように、注意してはっきり言います。
J: Okay. How about throwing the coffee table and recliner with the couch for $200?
オッケー。ソファにコーヒーテーブルとリクライニングチェアを付けて200ドルでどうですか?
もともと予算を200ドルと決めていたジョン。ソファのほかにも気になっていた2品もつけて値段を交渉します。
How about throwing のところではゆっくりと。相手の反応を見るような感じで。
the coffee table …. 以降は自分の希望ですから、イントネーションに気をつけて言いましょう。
the coffee table, recliner, with, $200 を強調します。
O: Two fifteen?
215では?
オーナーも粘ります。
fifteen は語尾を上げて相手の反応を見ます。
J: Sorry. All I’ve got is $200.
申し訳ない。200しかないんですよ。
ここは率直かつ誠実に。
All, got, 200 を強調します。
O: It’s a deal.
それで手を打ちましょう。
商談成立。相手の目を見てはっきりと言います。
リズムに乗ってテンポよく
キャッチボールのようにテンポよく会話をやり取りできると楽しいですよね。
音読で練習した表現をいつか実際に使うかもしれないと意識して、トレーニングを積んでいきましょう。
紙版
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電子版
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NHKラジオ 遠山顕の英会話楽習 2020年12月号[雑誌]【電子書籍】 価格:418円 |
ではまた!

