
英語学習。
単語をたくさん覚えただけでは
しゃべれるようにはなりません。
こんにちは。ななせです。
英語学習をする人の中に、単語だけをひたすら覚えている人がいます。
こちらがびっくりするほど難しい単語をたくさん知っているのですが、そのわりに会話で使えない、というか、いざネイティブと対面するとまったくしゃべれなくて困ってしまう・・そんな人です。
もったいない。
せっかく勉強したのですから、それを会話で活かしてほしいですね。
会話は練習しないと身につかない
単語をたくさん知っている人は、努力家の方が多いですから、たいてい文法もコツコツ勉強して知識として持っています。
なので、あとは練習。
会話の練習をして、実際に使えるようにすることを次の目標にしてはどうでしょう。
会話は易しいところから始める
ハイレベルな知識があるからといって、それと同じレベルの会話を練習する必要はありません。
「こんなの知ってるわい」と言ってしまいたくなるような簡単なレベルから練習していきます。
読み書きなら簡単にできても、「聞く」「話す」になると、簡単なレベルであっても頭がフル回転になってなかなか難しいはずです。
易しいレベルの英文を使って、
・お店で欲しいものを注文する
・道をたずねる/道を案内する
・ホテルを予約する/キャンセルする
・映画の感想を言う
などを、難しい構文など使わずに、できるだけシンプルに表現する練習をします。
テキストの言いまわしを何度も声に出して練習します。
ネイティブスピーカーの音源があれば、リッスン&リピートやシャドーイングを繰り返して徹底的に言えるようにしていきます。
同じシチュエーションに出くわしたときに、自然に言えるようになっておきましょう。
いや、同じシチュエーションなんて、まず出くわさないよ・・と思いますか?
そうかもしれません。
でも、練習を重ねて、自分の中の英語の引き出しをいっぱいにしておくことで、たとえ同じシチュエーションではなくても、いろんな場面で覚えたことを使って応用することができるようになるんです。
たとえば、「右から3番目のボタンを押してください」
Push the third button from the right.
という文を覚えたら、
Are you the third one from the left?
「左から3番目の子があなた?」
と、学生時代の写真を見せてもらいながらたずねることができますね。
また、相手にお礼を言うとき、
Thank you. の他にも、
Thanks so much for your help.
I really appreciate it.
You’ve been so helpful.
など、お礼にもバリエーションがあります。
いろいろ練習しておけば、ここぞというときに自然に口から出てきますよ。
単語を多く知っているのは強み
日常会話では、難しい構文などほとんど使いません。
使うと堅苦しい感じになります。
なので、難しい単語や文法を勉強したあとで日常会話をマスターする場合でも、易しい表現を中心に練習をしていくことをお勧めします。
難しい知識を入れた後ならリラックスして楽しくできるのではないでしょうか。
それに、単語力があるのは大きな強みです。
強みを活かしてどんどん練習していきましょう。
今日もお読みいただきありがとうございました。

