主婦日記

老犬の看取りから
火葬までのこと

 
こんにちは。ななせです。
前回につづき、もう少し犬のこと書きます。
 
3月末に老犬を看取りました。
 
 
動物を火葬してくれる民間の業者もあるようですが、私たち家族が選んだのは自治体による火葬。見積もりを取るまでもなく、費用がリーズナブルに思えたからです。
 
とはいえ、ペットの看取りも火葬も私たち夫婦にとって初めてのこと。どうしていいのかまったくわかりませんでした。
 
愛犬手帳に「ペットが死んだときは」という見出しと共に載っている自治体の連絡先に取りあえず電話しました。
 
 

ペットの亡骸を持ち込む

犬を亡くしたばかりの私は、動転していました。
うろたえるばかりで的を得ない私に、電話に出た職員の女性は、これからするべきことをていねいに説明してくれました。
 
・自治体に、小動物専用の火葬場(小動物棟)がある。
・そこで火葬するには、小動物棟に亡骸を持ち込むか、引き取りを依頼する。
・火葬日は毎週月・水・金の3日。だが、亡骸が少ない場合は次に回すことがある。
・家族が火葬に立ちあうことはできない。
・お骨を希望する場合は容器を預け、後日取りに行く。容器はその場で購入することも可能。大中小の3サイズがある。
・預かった亡骸は、火葬まで冷凍保存される。
・手数料は後日送付される払い込み用紙で納付する。
 
電話で聞いたことは以上でした。
電話をしたのが日曜日の午後だったので、これからすぐに持ち込めば翌日の火葬に間に合うということで、らぶ(犬の名です)を車に乗せて小動物棟に向かいました。
 
 

桜並木

息を引き取ったらぶを車に乗せるため夫が抱え上げたとき、らぶの体はまだ温かく、生きているようでした。
 
小動物棟まで車で約40分。
夫が運転し、私は助手席、らぶは後ろで横たわっています。
元気だったころ、こんなふうにらぶを乗せて家族で出かけることもあったなぁと思い出がフラッシュバックしてきます。
 
小動物棟は小高い山の上にあるのですが、山のふもとのあたりから目的地までの桜並木がとても印象的でした。
満開を迎えたばかりの桜。我が家を旅立つらぶを優しく迎え入れてくれているようでした。
 
 

お花とお線香

小動物棟に到着。
入り口にお花が供えられていました。
応対に出た女性はさきほどの電話の人。
 
らぶを車から降ろし、用意された台車に乗せると、男性の職員が手際よく台車とらぶをお花の向こう側に運んでくれました。
 
「どうぞお線香をあげてください。」
お花の脇にお線香が用意されてありました。
動物にお線香をあげるなど、それまで考えたこともありませんでしたが、やってみると不思議と少し気持ちが安らぎました。
 
手を合わせた後、もう一度らぶのところに行きます。
この頃にはもうらぶの体は硬くなっていました。
 
職員の女性に声をかけられ、事務手続きをします。
といっても名前と住所を書くだけです。
 
「長く飼ってらしたんですか?」
「ええ、子犬のときから15年近く。」
 
手続きを終えると、もう一度らぶのところに行って最後のお別れをしました。
よくがんばったね。
長生きしたね。
ありがとうね。
 
じゃあね。
 
 
ばいばい。
 
 
 
「では、よろしくお願いします。」
私たちは職員の方々にらぶを託しました。
 
 

自治体で火葬すること

職員の女性は、ペットを亡くしたばかりの私たちの心にそっと寄り添うように穏やかで優しい応対をしてくれ、それが何よりの救いでした。
 
それまでは自治体のやることなど、事務的で味気ないのだろうと勝手にイメージしていたのですが、ものの見事に覆されました。
 
らぶが元気だったころ、「この子が死んだらどうしたらいいんだろう・・」と、ふと思う瞬間はありました。
ですが、まだ先のこととしてまじめに考えたことは正直ありませんでした。
 
らぶが「危篤状態」になってから亡骸を預けるまでほんの3時間ほどの出来事です。
毎日の介護に突然幕が降りた感じです。
 
この出来事を忘れないように書き留めました。
 
ペットの火葬について、ここに書いたのは私が住む自治体で行われているものです。
各自治体でやり方なりルールがあるかと思います。
ペットが死ぬときのことなど、元気なうちは考えたくもないですが、飼っている方の参考になれば幸いです。
 
お読みいただきありがとうございます。
どうぞ楽しいペットライフを。
 
 

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オンライン英語講師として、小中学生の英語学習と大人のためのやり直し中学英語をレッスン中。 英語習得は何よりもまず本人の努力が不可欠。その努力が楽しい努力になるように、生徒さんの心に寄り添うレッスンを心がけています。