
中学英語の 苦手 克服に必須の3つのステップはこれ!
こんにちは。ななせです。小中学生対象のオンライン英語講師をしています。
学校で習う英語がすっかり 苦手 になってしまい、何とかしたいとオンラインで受講を始める生徒さんが増えています。
教科書に沿ってマンツーマンでていねいにレッスンすることで少しずつ後れを取り戻し、自信もつけていく様子が見られるのはまさに講師冥利につきます。
今回は、後れをとってしまった英語をとのように挽回するのかについて書きます。同じ悩みをもつ生徒さんや親御さんの参考になれば幸いです。
もくじ
文法を再学習
苦手 になる直前まで戻る
苦手 克服のために「今日こそは集中してしっかり聞くぞ!」
そう決心して学校の授業に臨んでも、そもそも授業がチンプンカンプンでどうにもならない・・という経験ありませんか?
英語は積み上げ型の教科です。
前に習ったことを理解していないと、新しいことは理解できない仕組みになっています。
このため、風邪などで一度でも授業を休んでしまったらその日の内容を補習しておかないと次の授業が理解しにくいのです。
休んでいなくても、わからないところをわからないままにしていたらどんどんわからなくなってしまいます。
英語の 苦手 はそうやって作られます。
わかるところまで戻りましょう。
「ここは100%わかる」というところまで戻って、そこから文法を再学習しましょう。
あるいは中1の最初に戻ってゼロからのスタートでもいいです(実はこれがオススメ)。
be動詞や一般動詞の基本的な使い方、冠詞の要不要、単数・複数の扱い方、代名詞の扱い方など、中1の英語でも細かいルールがたくさんあり、そのどれか一つでも抜けていると点が引かれてしまいます。
中2・中3の英語は、中1をすべて理解している前提なので、中1が理解できないでいるとその後の英語を理解するのはそもそも無理なのです。
「中1レベルは大丈夫。中2からわからなくなった」と言う人も、一応中1英語も確認してみることをお勧めします。
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中学英語で最も難しいのは実は 中1 レベル。得意教科であり続けるための勉強法とは。
徹底的に音読する
教科書本文を丸暗記するつもりで
教科書の本文を何度も音読しましょう。
すらすら読めるまで、あるいは覚えてしまうまで、とにかく読みまくります。
声に出すことが大切。目だけでなく、耳からも刺激を入れることで記憶に残りやすくなると言われています。
日本語の訳文を聞いて、英文を正確に再現できるくらいになればOK。
これをすることで、英文のバターンが身に付き、同じような文なら単語を入れ替えるだけで作れるようになります。
ここまでくれば 苦手 意識はかなり薄らいでいるはずです。
英文を書く
細かいところも意識して正確に書く
音読をしたら今度は書きましょう。
単語のスペルはもちろんのことですが、冠詞などの細かいものなど音読では見過ごされがちなところも、書いてみると意外と正確でなかったりします。また、自分の弱点についても浮き彫りになるので、再学習の仕上げには書いてみることが大切です。
書く内容は、音読した教科書本文がお勧めですが、時間がなければ教科書の基本文だけでもいいです。日本語の訳文から自分の力で英語に直して書くという作業をしましょう。
意志を強く持つこと
苦手 克服は即席では無理
以上3つ、英語の 苦手 克服に必須の学習方法として紹介しました。
どこまで戻るかにもよりますが、1日2日で終わるものではないことがわかると思います。
春休みや夏休みなどを利用して、じっくり取り組んでみてください。
生徒さん本人が 苦手 克服に前向きで強い意志をもっていれば必ずできます。
オンライン講師との2人3脚も有効です。

