
英語講師が感じる
英語が伸びる子と
伸びない子の特徴

こんにちは。
オンライン講師として日々小中学生に英語を教える中で感じるのは、同じことを教えても生徒によって短期間で理解してどんどん知識を増やしていく子と、なかなか理解が進まない子がいることです。
兄弟を同じように育てても、それぞれ個性があり決して同じようには育たない、というのと似ています。
多くの親が子どもの個性に合わせた接し方をするように、講師としても生徒一人一人の個性に合わせて、教え方を工夫します。
そこがプライベートレッスンの良いところでして、だからこそ生徒さんは安心して受講ができるんですね。
また、同じ生徒でも、ぐーんと伸びる時期と低迷する時期があります。
成長期の多感な年ごろですから、いろいろありますよね。私もそうでした(遠い目)・・
低迷期の生徒には、「必要なことだけ言ったらあとはひたすら見守る」というスタンスでいます。
自分のことを一番わかっているのは「自分」です。
周りがとやかく言ってもうるさいだけでしょう(再び遠い目・・)。
前置きが長くなってしまいましたが、今回は英語が伸びている子(または伸びる時期にある子)、伸びない子(または伸び悩みの時期にある子)について、特徴をまとめたいと思います。
もくじ
伸びる子
目標が明確である
「次の英検で○級に合格したい!」
「次の定期テストで満点を狙いたい!」
など、生徒自身がしっかりとした目標を持っている子は伸びます。
目標は「次のテスト」など、短期間で結果の出るものがいいです。
「将来留学したい」など、少し先の大きな目標を持つこともいいのですが、すぐに結果を出すにはより差し迫ったところにも目標を置くといいでしょう。
レッスン中は集中している
目標が明確だからこそなんですが、伸びる生徒は本当に集中してレッスンを受けます。
講師の説明は一言も聞き逃すまいとするし、自分が発語するときは習った知識を総動員して頭フル回転してるのが画面越しに伝わってきます。
復習をする
レッスンのあとは習ったことをしっかり復習して、次のレッスンまでに重要事項を覚えます。
これをしていると、新しい学習内容にもスムーズに入っていけます。
伸びる子は上記3つがそろっています。
では、逆に伸びない子はどうかというと・・
伸びない子の特徴
親にやらされている
本人はやりたくないのに親が必死にやらせている生徒。
親がやれやれ言うほど本人はやる気をなくしていきます。
レッスン中ぼんやりしている
やる気がなければそうなりますよね。
復習しない
レッスンのあとは次のレッスンまで何もせず、思い出すこともない・・
前のレッスンで習ったことをきれいに忘れてしまっていると、次のレッスンではそれを思い出すところからやることになります。
場合によっては思い出すだけでレッスンが終わってしまうことも。
ひどい場合は毎回同じ内容をレッスンすることになり、新しいところに入っていけません。
これじゃダメだ!と生徒本人が気づいて変わってくれればいいですし、講師としてもあの手この手で気づけるように働きかけますが、これがなかなか手ごわい生徒も実際います。
それを生徒の個性と言ってしまえばそれまでですが(みたび遠い目)。
講師をしている以上、ひとりでも多くの生徒に英語力をアップしてもらえるよう、奮闘努力の日々でございます。
ではもう一度、伸びる子の特徴
まとめます。
伸びる子は
1.目標を持っている
2.レッスン中は集中している
3.復習している
これら3拍子揃ってる子はめちゃめちゃ伸びます。
でも、
1.親にやらされてる
2.レッスン中ぼんやりしている
3.復習しない
これらのどれかひとつでも当てはまる子はなかなか伸びていきません。
もちろん、いろんな子がいて当たり前。
それぞれの個性に合わせた指導をするのが講師の仕事。
こちらの働きかけでやる気のなかった子が突然やる気を出して主体的に勉強するようになったら講師冥利につきます。
今日もお読みいただきありがとうございました。

